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2016/11/30

神社に油の元祖|灯台社事件


灯台社事件とは1933(昭和8)年5月に発覚したキリスト教に似せたカルト宗教事件です。

灯台社はアメリカニューヨーク発祥の世界的宗教結社で、その教えは

「神はエホバのみであり他の宗教はサタンが作ったものである、天皇制も神の意思に反したサタンの支配によって継続されてきたものである」

という不敬極まるものでした。

灯台社の教えには「良心的兵役拒否」というのもあって、もちろん戦前朝鮮にも灯台社の信者がいました。

灯台社の教えでは「神社はサタンの組織制度」ですから、

昨今発生している日本の神社仏閣毀損・破壊・放火事件の原因は約83年前にアメリカが広めたカルト宗教が原因だと考えられます。


朝鮮にもいた灯台社信者:資料


出典:2012(平成24)年 立命館大学 申鉉旿 「韓国における良心的兵役拒否に関する考察 : 憲法裁判所の決定と国連諸機関における議論を中心に」



(294ページ)

 他方、韓国における兵役拒否に関する最初の事例が何であったかに関しては様々な見解があるが、一般的には先述したような日本の灯台社事件であるとする傾向が強い。当時日本の植民地であった韓国でも灯台社の信者たちがおり、彼らも先述した2人の日本人信者と同じ理由で兵役を拒否したからである。

【資料画像】
サタンの組織制度韓国1


灯台社の元締はJ.F.ルサフォードというユダヤ人でした。

そしてニューヨークといえば国際金融資本ですから、その財力は豊かで、世界に64とも300ともいわれた支部を持ち、各支部の活動費や伝導のためのパンフレットや書籍もニューヨークから送られてきていたそうです。

そのパンフや書籍の内容はキリスト教に共産主義思想を混ぜたものでした。

戦前や昭和のころの「共産主義」はインテリ向けの思想とされていたので、インテリではないと自覚している人々も赤化するべく、宗教という形をとったのでしょう。

「共産主義は宗教を排撃する」というのはウソっぱちです。「共産主義は宗教を利用する」のです。


灯台社に関する当時の新聞記事


灯台社地球をめぐる1

地球をめぐる妖光 灯台社の全貌
幌馬車で来る悪魔 残るは主幹一人
日本の細胞殆んど撃滅さる
我国でも機関紙印刷


幌馬車のそれの如く「戦車隊」を組織神の名に隠れて国家制度の破壊を暗示していた灯台社の全貌は既報の如く千葉県特高課員の第一、第二両戦車隊の検挙に端を発し奈良、大阪、兵庫各府県特高外事両課員の内状暴露によって漸次瞭(あきら)かとなり不穏な宗教結社としての実体が表面に現れるに至った。

その宗教的教義の宣伝、暗示、予告等はかくて我国体に全然相容れぬものとの断案が下されるに至り未検挙の主幹者明石順に対し二十五日全国的手配が廻されるに至った

不穏宗教結社ウォッチタワー灯台社(シオニズム)とは既報の如く本部を米国紐育ブルックリンに置き総裁をルサフォード(猶太人と認められる)と称し、支部を世界六十余国に設け社員をエホバの証者と称してその数四万人宗教的大結社であるが、主義及使命は「現在世界各国は君主制たると民主制たるとを問わずその国家組織、社会制度その他一切の組織制度は全部サタンの組織制度であるから、近く撃滅一掃されそこに神の国所謂「シオン」の組織が建設さるべきものである。而も「シオン」の組織は現在の組織を改良することをせず必ずやこれを根本的に破壊撃滅する「ハマルゲドン」(原文ママ)の戦い=○○的大戦争=により行われ、この戦いは最も近き将来に切迫している」…と主張し、これをエホバの神意として全人類に宣伝することを使命とし、更に「現在各国の統治者は何れも神の命じたる正当な支配者に非ず○○支配者たるを以て近き将来に○○される」という極めて不穏な予言好宣伝を行い社員を獲得しつつあった

宣伝費は米国から 各国語によって印刷された狂気の「お筆先」

灯台社日本支部(東京市杉並区荻窪四丁目五十八番地)の宣伝資金は、ウォッチタワーの本部から宣伝文書と共に送られ、その使命、主張を敢行するもので、更に驚くべきは現在宣伝文書として発行されている

一、単行本「神の立琴」「神の救い」「創造」「政府」「生命」「和解」「予言」(各売価五十銭)二、パンフレット「神の国」(五銭)「幸福は必ず来る」「末の日」「圧制何時止むか」「審判」「戦争か平和か」「犯罪と災害」「天と煉獄」(十銭)三、機関紙黄金時代」「灯台」「ビユレチン」(社員機関紙)が日本語、支那語、朝鮮語、英語、独逸語、エスペラント語等に区別されてブルックリン、マグデプルグ、ベルン等で印刷製本され、日本で印刷されているのは僅か前記機関紙三種のみである (後略)

【出典】神戸大学経済経営研究所 新聞記事文庫 思想問題(7-102)大阪時事新報 1933.5.26(昭和8)


バスで移動していた灯台社信者たち↓↓↓
サタンの組織制度灯台社新聞記事1
世界的秘密結社「灯台社」員捕わる
千葉県下で主義の宣伝中戦車隊の一味七名


さらにその宣伝方法は大型バス二台に五人、小型バス二台に二人が乗込み書籍パンフレットを隠匿、食料品ならびに天幕等まで所持し何れへ行ってもキャンプ生活によって宣伝に事欠かぬ用意をなし、これを戦車隊と称し三隊に分ち、千葉県に入込んだものは第二戦車隊と称し大型バス二台、小型バス一台からなる宣伝隊で全国宣伝の手はじめとして昨年春から県内に入込み各方面を廻り銚子に入込んだところを今回の検挙となったものである

既視感。反トランプデモ↓↓↓
サタンの組織制度バスで移動1
【画像出典】保守速報

【出典】神戸大学経済経営研究所 新聞記事文庫 思想問題(7-092)神戸又新日報 1933.5.16(昭和8)



神社に油をかけた犯人(在日韓国人:通名金山昌秀)の講演会
「神社は日本の君(サタン)の本店」

「自分たちが信じる宗教以外はサタンの組織制度に属するものである」という教えは、アメリカ発のカルト宗教以外に考えられません。

朝鮮人はその教えを丸パクリしたあげく、日本の神社を清めるため油をかけまくっているのでしょう。

朝鮮人の背後にはアメリカがいるのでしょうが、日本の文化財を犠牲にしてまで、この危険な宗教を信仰している民族と友好関係を保つ必要があるのでしょうか?

以前「真珠湾攻撃で多数のアメリカ人が死んだのは『彼ら』の教えは異教徒は殺してもよいからだ」という話を聞いたことがあります。


【参考記事】全国の寺院で相次ぐ被害 反日活動家の在日韓国人(通名:金山昌秀)に逮捕状2016年11月22日(NAVERまとめ)


相次ぐ日本の神社仏閣毀損・破壊・放火事件


「日本死ね」 彦根市内の神社などに落書き多発
2016年11月16日 産経WEST

 滋賀県警彦根署は15日、彦根市尾末町の県護国神社など市内14カ所の神社や祠(ほこら)などに「日本死ね」などの落書きが見つかったと発表した。器物損壊容疑で捜査している。

 同署によると、落書きは鳥居や祠の壁、柱などにされ、8月20日から11月15日にかけて神社などから相談があった。「日本死ね」や「死ね」との文字が確認できるという。

 文字はいずれも直接刻み込まれていた。同署は、何者かが鋭利なもので刻み込んだとみて調べている。




「寺院に液体」再びか 奈良・興福寺の国宝被害 奈良県警が捜査
2016年11月20日 産経WEST 

 20日午後1時ごろ、奈良市の興福寺で、千手観音菩薩立像(国宝)の台座などに液体が付着しているのが見つかった。

 奈良県警奈良署は何者かがかけたとみて、文化財保護法違反などの疑いで調べている。


アメリカ発カルト宗教「灯台社」詳細

灯台社の中心思想・実行方法・伝導方法

黄色のマーカー赤文字は管理人による添え書きです。


【中心思想】

・ユダヤ人は神の創造された人間で世界の各人種は人間ではない

・宇宙の宝は神の恵み給うたもので全部ユダヤ民族のものである

・他の民族が所有する物は我々が紛失したものであるから、いかなる方法によってもこれを没収する

・もし我々以外の民族が手を付けたならば死刑に処せ。世界の全部は我々が享有せねばならぬ

$ $ $ $ $ $


【タルムード(ユダヤ聖書)の実行方法】

・世界の存在を自由にする(TPP)

・世界の黄金の獲得(TPP、革命による強奪、カジノ法案)

・言論機関の統制(反日マスコミ)

・各国を無政府状態に陥れる(日本の極左野党)

・愛国的信念を撲滅する(自虐史観・南京大虐殺・従軍慰安婦など)

・国家機構に不平不満を起させる(自民党の法案に虚偽のレッテル貼り)

・撹乱に乗じて革命の実をあげる

人類の平等を提唱して統一力を失わせる(反ヘイトスピーチ、外国人参政権など)

・文書、伝導によって全世界を破壊しソロモン殿堂を築く

・全世界の王国、帝国で革命を起し恐怖政治(共産主義)を招致して無政府状態に陥れる

6 6 6 6 6 6


【伝導方法】

・「現在の国家組織は神の意思に反したサタンの組織制度である」と標語を掲げる

・「近くサタンの組織制度はハルマゲドンによって撃滅一掃され、神の国シオンが建設される」と宣伝する(ハルマゲドンとは第二次世界大戦のこと)

・「現在各国の統治者は神の命じた正当な支配者ではないため、近い将来撃滅される」と宣伝する

・エホバの神をたたえつつ全世界に危険思想(共産主義)を流布する

細胞組織によってグループの獲得に努める(共産党と同じ)

細胞組織によって横の連鎖を完全にする

国際愛を提唱して帝国の危機を招来する(移民政策、外国人優遇制度など)

・全世界の帝政王国の組織破壊を目的とする世界的秘密結社フラン・マッソン社と連絡あり

・もっぱら街頭に立ってエホバの神、イスラエルの道を説く


【出典】
灯台社の後楯に恐るべき暗殺団赤手は伸びる「神」の仮面にかくれ全世界に覇を狙う〔神戸大学経済経営研究所 新聞記事文庫 思想問題(7-099)大阪時事新報 1933.5.24(昭和8)〕

美しき仮面こそ恐るべき人類の敵大暗殺団十八世紀来二十余の君主暗殺灯台社の正体暴露〔神戸大学経済経営研究所 新聞記事文庫 思想問題(7-117)神戸新聞 1933.5.25(昭和8)〕

禁制本の大洪水米国から廻り道して神戸へ例の灯台社の暗躍〔神戸大学経済経営研究所 新聞記事文庫 思想問題(7-112)
大阪朝日新聞 1933.6.20(昭和8)〕

また灯台社員二名を検挙蠢きやまぬ「エホバの証者」非合法頒布に鉄槌〔神戸大学経済経営研究所 新聞記事文庫 思想問題(7-131)大阪時事新報 1933.7.16(昭和8)〕




内務省警保局資料:灯台社日本支部長明石順三氏聴取書
「天皇制は悪魔に支配されているから撃滅されるべき」

明石氏は特高課での取り調べで、不敬きわまる供述をシャーシャーと述べています。

よく生きていられたもんです。

特高も気味が悪かったのかも知れませんね。


出典:アジア歴史資料センター:レファレンスコード:A05032322100:1933(昭和8)年 内務省 「灯台社取締に関する件(庁府県)」



【9コマ目】昭和八年七月 燈台社ノ近況概観 内務省警保局
【12コマ目】一、組織
世界総本部 
  米国紐育(ニューヨーク)州ブルックリン市アダムス街一一七
  万国聖書研究会(International Bible Students AssociaTion)
  燈台社(Watch Tower Bible and Tract Society)
  総長 J.F.ルサフォード

日本支部
  東京市杉並区荻窪四丁目五十八番地 燈台社

【13コマ目】
二、信仰及思想

燈台社ノ信仰及思想ハ極端ナル国家否定ヲ標榜シ現在ノ組織制度ハ近ク根本的ニ倒壊セラレ其処(ソコ)ニ「シオン」(神ノ国)ノ組織ガ現実ニ出現スルト信ズルモノニシテ其ノ主張スル所ハ現在ノ国家組織、社会制度其ノ他一切ノ組織制度ハ全部「サタン」即チ悪魔ノ組織制度ナルガ故ニ近ク撃滅一掃セラレ「シオン」(神ノ国)ノ組織下ニ於ケル神ノ国建設ノ事業ハ現在ノ組織ノ改良ヲ以テ為(ナ)サズ必ズヤ之(コレ)ヲ根本的ニ破壊撃滅スル「ハルマケドン」ノ戦(最後ノ大破壊戦)ニ依リ行ハルベシ此(コ)ノ戦ハ近クニ切迫シ居(オ)レリと云(イ)フ。

【23コマ目】
(ニ)信念
(1)神ハ唯(タダ)「エホバ」一アルノミデ其ノ他ハ全部「サタン」即チ悪魔ノ作ッタモノデ神デハアリマセン。仏教ノ仏モ神道ノ神モ皆然(シカ)リデス

灯台社日本の国体2_2

(2)国体及国家観

現在ノ世界ノ総(スベ)テノ組織制度ハ全部「サタン」ノ組織制度デアッテ従ッテ君主制タルト民主制タルトヲ問ハズ全部悪魔ノ支配下ニアリ神ノ命ジタル正当ナル支配者デアリマセン。之等(コレラ)ハ全部近キ将来ノ「ハルマケドン」ノ戦ニ依ッテ撃滅一掃サルベキモノデアリマス。

日本ノ今日ノ国体モ神「エホバ」ノ意思ニ反シテ居ルモノデアリ建国以来日本ノ統治者ガ天皇デアルト云(イ)フコトハ神ノ意思カラハ反シテ居ルコトデ悪魔ノ支配ニ依ッテ継続シテ来タノデアリマス。併(シカ)シ畏(オソレオオ)イ話デアリマスガ個人トシテノ御資格デハ「エホバ」ヲ信ズル場合ノミ祝福サレルノデスガ天皇制ト云フ制度ハ絶対ニ撃滅サレルノデアリマス。

灯台社日本の国体1_2

【34コマ目】
(一六)関東州

自称「エホバ」ノ証者塩見末吉ハ他一名ト共ニ朝鮮各地及安東其ノ他ヲ経テ奉天ニ至リ燈台社ノ出版物ヲ販売シタルヲ以テ該書籍ノ販売ヲ差止メ内地ニ向ケ退去方説諭シタル処六月一日午後二時十分京城(現ソウル)ニ向ケ出発セリ。




参考資料:むかし「キリスト国」いま「イスラム国」
燈台社世界総本部総長J.F.ルサフォード著「預言」から~
サタンの組織制度(抜粋)

この著作は聖書に似せた文章の中に「資本家」とか「戦争は大会社や銀行、電気ガス会社などを所有、支配する富者が製造する」という共産主義を混ぜこんだものになっています。

この著作によると、戦前の国際連盟誕生も聖書に預言されていたのだそうです。

文章中の「サタンの組織制度」は国際金融資本が自分について書いているようで興味深いものがあります。

ルサフォード氏の著作は俗称「ウリスト教」のバイブルかも知れません。


出典:1931(昭和6)年 万国聖書研究会 J.F.ルサフォード 「預言」 第六章 サタンの組織制度



 埃及(エジプト)

 之等(これら)の諸実証は埃及(エジプト)がサタンの組織制度であるを確実に立証し、其(そ)の組織制度の見ゆる部分を支配する者は金権者であって、彼等(かれら)は己(おの)が我欲を遂行せんが為(ため)に武力を設け、政治家をして其の持場を為(な)さしめんとする事を明(あきら)かに示している。

埃及の宗教家は悪魔に属して他の支配階級の上に怪しき感化を及ばした。此処(ここ)にも亦(また)人々をして神エホバより離反せしめ、埃及に於ては其の王パロに依って代表されている処(ところ)の悪魔に隷属せしめんとするの奸(かん)手段を示す明白なる証拠がある。

此(こ)の事実を立証する為に神は更に其の聖言(みことば)の中(うち)に示して、埃及は全地を我欲のままに支配せんとするサタンに依て創設されたる悪魔の組織制度即ち「龍(たつ)」であると告げて置かれる、『主エホバ斯(か)く言ひ給ふ、埃及の王パロよ、視(み)よ、我(われ)汝(なんぢ)の敵となる。汝その河に伏す処の鱷〔わに。龍(たつ)が正訳〕よ、汝云ふ、河はわれの有(もの)なり。我自己(おのれ)の為に造れり(エホバの干渉は御免を蒙る)と』(エゼキエル書廿九章三節)

 アッスリヤ

 ヨナ書とナホムの両預言書はアッスリヤと其の首都ニネベに関してのみ記されたるものであって、悪魔の組織制度に於ては政治家が宗教を利用して人民を統治するを常套手段としている事を明示している。

此の場合政権者は常に金権者即ち「巨人」たちによって支持擁護援助されていて、同時に政治家は其の宗教制度に於ける「群(むれ)の長(おさ)たち」即ち有力者とされているのである。

世界強国なるアッスリヤに関する預言的記録は「行伍(そなえ)を立つる時」の期間に実在する悪魔の組織制度の状態と、サタンの組織制度と神の組織制度とが最後の戦闘をなす直前に於けるサタンの組織制度の状態を明示している。

之(これ)を換言すると即ち此の預言的記録は今日、神の国顕現の時の切迫しつつある時に於ける地上の状態を預言しているのである。

(中略)

 聖書の中にある獅子とは支配者を意味す、(創世記四十九章、十節)。此(この)故(ゆえ)に残忍なる獅子は乱暴、残忍、暴圧的なる支配者を表象す。

斯くの如き支配者即ち政治的道具は強大なる資本家の頤使(いし:人をあごで使うこと)下に行動し、其の悪しき行為は偽善的なる宗教家の手で甘く塗り隠されている。

(中略)

 此処にある預言は即ち残忍なる政治家の一団があって、彼等自身と同じく悪魔の組織制度に属する其の仲間の為に民衆を喰い物にするの光景を示す。

此の預言は瞭(あきら)かにサタンの組織制度中の特に傑出せる部分を示したるものである。而(そ)して神は此の悪しき組織制度に対して敵となる事を明示して置かれる。

之(これ)ぞ即ち此処に示されある組織制度がサタン即ち悪魔のそれである事を明白に立証する処の証拠である、(ナホム書二章二十三節)

(中略)

 サマリヤ人を造り出(いだ)せるは即ちニネベの支配者等であった、(列王記略下十七章廿二-四十一節参照)。悪魔の宗教である異教に交(まじ)った宗教的混合人種は表面エホバを崇拝する如くに装って実は迷信を行っていた。

神は瞭かに彼等を以て神の民の「敵」であると呼び給うのであって、彼等は自ら神の民に加わり、エホバの御名(みな)を以て呼ばれん事を欲しつつ、一方それと同時にエホバの名に於て悪魔の宗教を行う者であった。

『即ちゼルバベルと宗家(しゅうか)の長等の許に至りて之(これ)を言いけるは、我等をして汝等(なんじら)と共に之を建てしめよ、我らは汝等の神を求む。アッスリヤの王エサルハドンが我等を此処に携え上りし日より以来(このかた)我等はこれに犠牲(いけにえ)を献(ささ)ぐるなり』(エズラ書四章一-三節)。

神の選民であるイスラエル人(びと)が彼等と一緒になる事を拒絶した時に此の偽善的宗教家等(ら)はイスラエルの敵となって之を迫害したのである、(エズラ書四章四-七節)。

アッスリヤの支配者たちは之等の外国人をサマリヤの地に遣(おく)り、其処(そこ)で再び繁殖せしめて彼等の間に悪魔の宗教を建設し、彼等の隣国であるユダヤ人(びと)を腐敗せしめんとしたのである、(列王記略下十七章廿四、廿九節)。

(中略)

 

 全能の神エホバ エホバはシオンの創造者に在(いま)して父たり、夫たる神に在して聖(きよ)し。

 シオン 神の組織制度を表象する「婦(おんな)」にして、エホバの「妻」なり。「男児」を産み出(いだ)す役を務め、聖くしてエホバの承認を受く。

 裔(すえ) 神の受膏者(じゅこうしゃ:膏はあぶらぐすりの意。ひいては恩恵の意)にしてイエス・キリストは其の首位者たり。神の御(おん)目的を実行する任務に服す。

 

 偽神サタン サタンはバビロンの創造者にして其の父たり、「大淫婦(だいいんぶ:売春婦)」の夫にして悪しき者等の父なり。

 バビロン 悪魔の組織制度を表象する「婦(おんな)」にしてサタンの組織制度全部に対する「母」たり、サタンの妻にして「大淫婦」たり、淫婦級組織制度の「母」なり。

 裔(すえ) サタンの受膏者たる支配者にしてサタンの任命を受けて地上の組織制度の見ゆる部分を支配す、特に宗教的指導者に適用さる、(ヨハネ伝八章四十二-四十四節)

 現代の埃及

 埃及は其の富と武力とを以て有名であった。世界の富で「キリスト国」と称する諸国が今有する程の偉大なる物は今迄に曾(か)つてなかった。

其処(そこ)には極めて少数の千万長者と百万長者がある一方数億の貧窮者がある。而(そ)して之等(これら)の貧困なる大衆が富裕なる少数者の為に圧抑されている事は丁度(ちょうど)古代埃及の貧民が少数の富裕なる特権階級から圧制されていたと同様である。

戦争を製造するのは之等少数の富者であって、彼等は之(これ)によって莫大の富を増し加えるのである。運輸の諸機関、大会社と銀行、電気瓦斯(ガス)会社、都市の大建築物、土地及び世界の物質的富の殆(ほとん)ど大部分は「キリスト国」の財界大巨人達によって所有され支配されている。大戦艦、潜水艦、航空機、鉄砲、火薬其他人類殺戮に用うる武器は「キリスト国」に属する富裕な諸政府によって所有されている。

キリスト・イエスを以て首位者とする神エホバの組織制度は斯かる破壊的武具を必要とするであろうか。之等(これら)のものがサタンの組織制度に属している事に就(つい)ては何人も一点疑いなき筈(はず)である。

(中略)

 使徒パウロは今日此(こ)の時に発生する事に関して斯く予(あらかじ)め告げている、『末の世に艱(なやみ)の日来らん、汝此の事を知れ、其の日至らば人ただ己を愛し、貪婪(むさぼり)、矜誇(ほこり)、驕傲(たかぶり)、詬誶(ののしり)不孝、恩を忘れ、不潔、不情、怨(うらみ)を解かず、謗讟(そしり)、欲を縦(ほしい)ままにし、残刻、善を好まず、友を売り、放肆(わがまま)、自負、神よりも佚楽(たのしみ)を愛する事をせん。彼等は敬虔の貌(かたち)あれど実は敬虔の徳を棄(す)つ。汝斯くの如き者を避くべし』(テモテ後書三章一-五節)。

(中略)

 然(しか)る後に英帝国が出現して強大なる世界強国となり、金権、政権、及び教権の三要素を具備した支配権を合成し、爾来今日まで其の支配を続けて来たのである。

強大なる商業的勢力と残忍なる大武力と宗教の大組織制度が英国の国家政府を形造っている。此の世の如何なる国も神の組織制度に属していないは確実である。其処に二大組織制度のみが存在するものとするならば此の大英帝国は当然サタンの組織制度に属するものである。米国も英国と同じくサタンの組織制度の三要素によって支配されている。

 世界大戦は第八の世界強国の連繫を生んだ。即ち国際連盟であって之(これ)は聖書の中(うち)に既に預言されてある、(イザヤ書八章八-十節)。黙示録十七章、九、十一節)。此の連盟は各国の資本家、武断家によって支持され、「キリスト国」の宗教家によって全(まった)き承認を得ている。そして教職者は一九一九年に宣言を発して、「国際連盟は地上に於(おけ)る神の国の代用となる」と声明した。事実に見て国際連盟は神の組織制度に属すべきであろうか。若(も)し然(しか)らずとするならば之も当然サタンの組織制度に属するものである。

 道徳的状態

 人々が真理を知るに今日ほど大切なる時は未(いま)だ曾(か)つて無い。サタンは全力を尽して人々が真理を知らんとするを妨害す。多くの統治者と其の民衆は共に何れもサタンによって真理の前に其の眼(まなこ)を盲(くら)まされている。然らば人々をして真理を知らしむるには如何なる方法を用うべきか。



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