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2016/07/07

共産党と鉄道の関係|にっころ事件から


鉄道会社の労組が強い理由は、鉄道は共産運動や戦争と密接な関係にあるからです。

戦前、鉄道は共産党員同士の連絡機関として機能し、宣伝員や工作員を遠くまで運びました。それと同じで戦争になれば兵や武器の輸送手段となります。

1936(昭和11)年11月、中国の関東州で日本共産党員小林勇が逮捕されました。

それにより、第三インターの特別任務を帯びた小林をヨーロッパ-香港-大連とスムーズに輸送したのは、各鉄道会社に潜入している共産党員による連携プレーだったということが判明しました。

またそれとは逆に敵国の鉄道会社に工作員を潜入させておけば、有事の際に物流や軍の輸送を止めて敵国内をパニックにおとしいれることも可能です。


JR東日本「にっころには切符売らない」事件おわびが来たそうですがイイワケが苦しすぎるwww


「担当者は今後も窓口業務か?保線にまわせ」くらい言えばよかったと思います
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鉄道とは何かを知らないと侵略国家に「ソウルまでシベリア鉄道を敷設してくれ」などとお願いしてしまうのですね。

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本記事の資料【現代語訳】

戦前満洲の鉄道図

1896(明治29)年露支秘密条約によりロシアは満洲に鉄道を敷設しまくりました。この鉄道網の総称を東支鉄道といいます。

この傍若無人ともいえる東方侵略は朝鮮をおびやかし、日本の神経をとがらせました。朝鮮が日韓併合を望んだのもこのロシアの脅威があったからです。

日本のサヨクは「にっころには切符を売らない」などと言ったり、「憲法改正反対」などとは言えないのです。

侵略してきたのは共産主義国だったのですから。

そして日露戦争後、日本は東支鉄道の長春以南をロシアから譲渡されました。これが南満洲鉄道です。

のち満州国建国後、東支鉄道の北半分である北満洲鉄道も満州国が買収しました。この満州国のものになった鉄道にコミンテルンはハバロフスクやウラジオストックから宣伝員や工作員を送りこみ続けたのです。

満洲モロトフ鉄道管区

・鉄道はソビエト共産党と各国共産党支部間の連絡機関
・1936(昭和11)年日本共産党員小林勇が逮捕され鉄道内の共産党員が宣伝員、工作員の移送に関係していると判明
・元締めは共産国際交通局@モスクワ


出典:1973(昭和48)年 東洋文化社 社会問題資料研究会 「思想情勢視察報告集(其の四)満洲に於ける共産主義運動」
    北満洲を中心とする対蘇「交通工作」情勢一般



 第四節 共産国際交通局

第一、共産国際交通局の意義

 世界赤化運動の最高司令塔である第三インターナショナルは赤都モスクワにその本拠を置き、世界六十五ヶ国の支部を監督し、もって世界防共陣営(枢軸国)と対峙している。

そして各国支部はその代表を第三インター本部に派遣し、本部は各支部の革命運動情勢を聴取し、緊密なる連絡を計り、各国の特殊性に合わせた各支部の指導に余念がない。

すなわち第三インターと各国支部との間には当然緊密な連絡組織が必要であり、従来この連絡機関としてソ連外交機関もしくは商務機関等が利用された。そのためソ連と当該国とのトラブルを引き起し、ソ連が外交上苦境に立たされたことが少なくない。

そこで第三インター直轄の連絡機関設置を設置する必要に迫られ、その目的達成のために共産国際交通局が第三インターと各国支部との交通連絡の任務に当たることになった。

(中略)

 国際交通局の有機的活動として去る昭和十一年十一月関東局警務当局(普蘭店警察署)において日本共産党員小林勇を逮捕、取り調べた結果、同人は第三インターの特別任務をおび西欧諸国を通過し香港経由大連に到着、さらに日本国内に潜入しようとした。彼のこの旅行は独自の意志と計画に基づくものではなく、各地において共産党員として斡旋伝送を受けた事実が判明した。

関東集地図_大連_北満洲概観1
☞関東とは日露戦争でロシアから日本に譲渡された中国関東州のこと


 満洲国においても共産国際交通局はハルビンにあり、その任務は主として満洲よりソ連留学生およびソ連観光団のソ連入出誘導、第三インターよりの指令ならびに在満共産党の報告、運動資金の伝達等のほか、ソ連諜報機関との連絡にも従事し、この任務にたずさわる者は満洲人、外国人を混ぜ、常に満洲ソ連の東西国境を突破、活躍しつつある。

 こうして国際交通局は実にモスクワを中軸とする共産運動の動脈にして、各国支部との間を有機的に連繋するものである。




・鉄道会社の交通員は共産党員
・交通員には共産党の内部事情は知らされない
・交通員は共産主義的理論の認識が低い
・交通員の任務は連絡用文書を運ぶこと


出典:1973(昭和48)年 東洋文化社 社会問題資料研究会 「思想情勢視察報告集(其の四)満洲に於ける共産主義運動」
    北満洲を中心とする対蘇「交通工作」情勢一般



 交通員はおおむね共産党員であるが特に交通員として採用される者は党の群衆工作に不適格な者の中から

1 党に対し忠実な者

2 健康で意志堅固なる者

3 臨機応変の処置ができる者

4 金銭に淡白な者

 を選択し、交通員として採用した後は党内事情を知らせないように指導して、秘密文書の携行要領等は交通員に任意に考えさせる。

たとえば文書を簡単に紙に包んでポケットに入れ、あるいはマッチ箱、薬缶の中などにかくす、または簡単な擬装手荷物の中に隠匿し、ある時は衣類に縫い込むなどあって、その実際は一定していない。

 ただ交通員にはいわゆる共産主義的理論の認識水準が低い者が往々にしている。




・戦前鉄道会社は共産テロの根拠地だった
・北満洲鉄道従業員は軍事的に組織されていた
・共産党は訓練された工作員をテロ目標国の公私機関に就職させる
・共産党は武力的鉄道従業員に擁護され赤化宣伝、テロを行う


出典:1934(昭和9)年 兵書出版社 上原好雄 「日蘇戦ふ可(べ)き乎(か)」 第五節 蘇聯邦東方赤化政策の新動向



 言うまでもなく蘇聯(ソ連)邦東方赤化の先駆的役割を演じているものはコミンターン(コミンテルン)だ。幾度も言うがごとく、蘇聯邦とコミンターンは全く不離の関係にあり、両者は外交、経済、軍備等あらゆる点に緊密な連絡をとって赤化策動に狂奔しているのである。

北満事変の発生は蘇聯邦にとって格好の日本攻撃資料を提供するに至った。彼は時こそ来つれ(時は来た)とばかり、平素の幾倍もの力をもって、帝国主義戦争絶対反対!帝国主義国日本の打倒!を叫び続けた。

(中略)

 今日北満方面における蘇聯邦の赤化宣伝中心機関としては、前にも述べたごとくハルビンの蘇聯邦共産党ハルビン委員会がある。

すなわち彼らは北満洲鉄道を根拠として鉄道従業員の一部を軍事的に組織し、もってその武力的擁護の下に宣伝につとめているのである。

いや、単に宣伝ばかりでなく、一歩すすんで実際運動をも計画し、沿線の要所々々に列車転覆等の目的のためには手段を選ばない共産党式テロ事件を続発させているのは、我らがしばしば耳にするところである。

また中国共産党を経て共産党満洲省委員会をそそのかし、満洲国内いたるところに血なまぐさい闘争を激発させて悦に入るなど、その手段はいよいよ出でていよいよ陰険に、非人道の限りを尽くしているのである。

またこれも前述べたようにコミンターン当局が最近ウラジオストックにおいて模範的な赤化訓練を施した一騎当千の支那人共産党便衣隊をひそかに上海、天津等を経て満洲国内に潜入させ、これを同国内の公私各機関に就職させることによって、要所々々に共産党細胞分子を扶植し、来るべき驚天動地の大陰謀の基礎を固めていると伝えられているのは彼らの真意を察知するため有力な材料と言わねばならぬ。




・鉄道が運ぶものは宣伝員、工作員、軍隊そして武器、兵器
・コミンテルンは赤軍(朝鮮人2500名、中国人2500名)を満州に
送りこみ張作霖との衝突を企図
・共産党員は日雇い労働者、行商人などに変装して満洲に潜入した


出典:1928(昭和3)年 南満洲鉄道株式会社社長室人事課編 「満洲赤化宣伝運動概要 昭和二年度」 第一章 赤露の満洲赤化宣伝運動



 第二節 極東方面よりする策謀

 このように「ハバロフスク」よりは頻々と事務的な訓令が発せられているが、これとともに要人の来往もなかなか盛んである。

また要人のほかにいわゆる宣伝員や連絡員が多種の用務を帯びて極東執行委員会より派遣されてハルビンに来る。ことに南支革命の失敗以来赤化宣伝の鋭鋒が、東三省(満洲国)に向けられて以来、ハルビン市に来る支那人の宣伝員は俄然その数が増加した感がある。

たとえば三月六日には広東よりウラジオストック経由で支那人宣伝員四名がハルビンに来、七日には奉天に向かっている。その一人の談として伝え聞くところによると、近く二十九名の宣伝員が広東より来満し、東支鉄道沿線に派遣されるとのことだったが、その後これらの宣伝員は商人に変装し、東支鉄道地帯に個々別々に潜入した形跡があった。

これらの宣伝員の派遣については赤露(ソ連)の要求に対し、南支共産党が右傾派との軋轢に困惑し、赤露との提携を緊密にする必要上、これを承諾し思想堅固にて優秀なる宣伝員を選抜派遣したものであることが判明した。

なお以上のような宣伝員派遣の報道は枚挙にいとまがないが、八月吉長鎮守使公署に達したウラジオストック探偵の報告によると、ウラジオストック共産党は東三省地方に共産主義宣伝のため、党員「ノルコリフ」を首領とする宣伝員約五十名を商人に変装させ、東三省潜入を計画中であるらしい。

またハルビン府支那人密偵王某の報告によれば、極東執行委員会は支那人宣伝員にいろいろな服装をさせ、九月初旬のころ南北満洲各地にそれらの支那人を派遣し、ハルビンに三名、奉天に五名、その他は東支鉄道沿線に居住させ、東支鉄道従業員および支那人労働者に宣伝・煽動を実行し、同盟罷業(ストライキ)を起させる計画であると伝えられている。

なほまた元ウラジオストック「メルクロフ」政府情報係「イワン・ボゴリュウボフ」(現在「ボグラニーチナヤ)居住商人)のもらすところによれば、これらの宣伝員派遣は事実であり、最近(八月)には日本語および朝鮮語を理解できる支那青年共産党員を「ハバロフスク」に集め、三ヶ月間の予定で共産主義およびその宣伝方法の講習を行い、最近同講習所終了生三十名は南満洲および朝鮮内に派遣され、主として日給労働者あるいは行商人として潜入したというように、赤派行動の一端を示すものであろう。

(中略)



一、赤露は最近ウラジオストック、ニコリスク方面よりしきりに将校と兵卒を送り、また三ヶ月訓練の新兵五千人(中国人朝鮮人二千五百人、ロシア人二千五百人)を六月中旬「ハバロフスク」に集中し、馮玉祥援助の目的をもって黒竜江省に派遣し、同省の東北軍と対戦させるはずである

二、赤露各地の支隊は六月十五日より連合大演習を開始した

三、ウラジオストック赤派幹部は無職または退職軍人である朝鮮人、中国人を募集し、黒竜江省に派遣する五千人の軍隊と相呼応し、衝突を企図し、六月七日朝鮮人七人、中国人三人を奉天、吉林、黒竜江省の三省に密派した

四、ウラジオストックの赤軍司令部は奉天兵工廠の焼き討ちに二十万元の懸賞金を出し、応募者の募集を秘密に命令した   以上

 このほか赤軍の移動および集中運動は外蒙古騎兵のハイラル占領説、「ダウリヤ」付近の赤軍集中説、チタ方面の軍隊移動説、赤軍便衣隊の東三省潜入説等枚挙にいとまないが、これらの流説には赤派の宣伝も混入しており、且つ相当に奏効したと見てよい。

(中略)

 この間において特に著しい現象は武器の密送、保管換え等の事実であった。三月にはウラジオストック兵器廠より東支鉄道非常用武器として拳銃四百五十挺、同弾丸二万発、手榴弾九百発が送付されたと伝えられ、八月には赤露が南支方面において中国共産党に供給したドイツ製拳銃五百挺および同弾丸九十万発が東三省にいる共産党員に配給のため、上海より大連経由でハルビン市に秘密裏に送られると報道されたのはその一例であって、赤派は自己防衛上の目的をもって相当な武器の整備に努めたらしい。

このほか露支国境方面においても各共産青年団に武器を貸与し、国境警備に当らせつつあるというような報道にも接したのである。 




陸軍士官学校卒元陸上幕僚長
「日本が攻撃されたときの一番の問題は輸送、通信がマヒすること。
輸送事情が悪くなれば食糧・給水事情も悪くなる」


出典:1976(昭和51)年 オリエント書房 「自衛隊戦わば-防衛出動-」
     第二章 「防衛出動」-その経過と損害



 相手の破壊活動でパニックに陥る恐れ

中村(元陸上幕僚長・統幕議長) 陸の方も問題はピンからキリまであって、日本国民がそういう状況の時にパニックに襲われないで、しっかりしてくれれば一番よいと思うのだけれども、恐らく相手側には積極的に混乱を画策するだろうと思う。

 一番大きな問題は輸送、通信が麻痺する事態です。これは陸だけではなく、海、空すべてが非常な障害を受ける。これらを動かす大きな組織が、積極的に日本の防衛に寄与するのが非常に大事になってくる。

 もう一つは、仮に輸送とか通信ががたがたしてくると、日本は、過密になっている大都市で食糧事情とか、水の供給問題とか、輸送の問題が非常に不自由になってくる。

もっと効果的撹乱をやろうとすれば、浄水場を汚染するとか、青物・魚市場のような生鮮食糧品とか、ガス、水道など、生活に直結する要所を破壊するということになるので、ちょうど大震災と同じ状況になるわけで、これがパニックに発展すると大変困ったことになる。

 もう一つ心配なのは、政府の指導的な立場にある人たちに対するテロです。責任を持っている人がねらわれたりすると大変なことになる。誰がその後の責任を持つのか。フランスやその他の国では万一の場合次々と権限を委譲するシステムができている。

そういうシステムも考えておくべきことだし、とにかく要人警固もしっかり考えておかなければいけない。

(中略)

 また相手は、「全縦深同時制圧」の考え方を持っているほどだから、北部日本で軍事的行動をとるにしても、それに呼応してわが国全般の動きがうまくいかないようないろんな手段をとるかも知れない。その辺もよく考えておかなければならない。




・共産圏(ソ連)の列車運行は軍当局の監督下にあった
・モロトフ鉄道副部長のうち一名はGPU(ゲペウ=秘密警察)だった


出典:1973(昭和48)年 東洋文化社 社会問題資料研究会 「思想情勢視察報告集(其の四)満洲に於ける共産主義運動」
    北満洲を中心とする対蘇「交通工作」情勢一般



 第五節 モロトフ鉄道の組織ならびに指令傾倒、従業員の動向

 ソ連共産党政権樹立以来第三インターナショナルの満洲国赤化工作は北満ハルビンを中心に北満洲鉄道を利用し、あらゆる手段により執拗に行われているも、昭和十一年満洲国の満洲鉄道接収後は満洲国内におけるソ連鉄道施設はモロトフ鉄道の一端のみとなった。

右は満洲里(マンチュリア)接続地点として現在の浜洲(ハルビン-満洲里)線(元北鉄線)と連結、朝鮮・満洲・ソ連を貫通する有力な国際列車路線である。

 従って満洲里は交通工作・諜報工作の拠点として重視され、しかも同所におけるモロトフ鉄道組織および従業員の動向はソ連国内情勢の一端を推知する資料であり、常に取締当局の偵査を怠ってはならない。

それのみでなく前述の国際交通局の活動においてモロトフ鉄道従業員の積極的支持をみれば、さらにこれを重視する必要を痛感するものである。

(中略)

(ニ)モロトフ鉄道管理局の組織

 モロトフ鉄道管理局は政治部と技術部の二系統に分かれ、これらの中に人事、財務、警備、教養、慰籍、統計、共済、保険、教育、用度、運転、線路、車両、衛生の十二課があり、また中央車両修理工場を直轄している。

 管理局長は技術部の主管者で副管理局長は二名、うち一名は技術者であり他一名は事務系統の属している。

 政治部長は管理長と同等の待遇を受け、従業に対する監視、政治的訓練指導、人事、行政、教育、警備等の諸任務を担当する。

政治部長の下には副部長が二名あって、うち一名はゲペウ(GPU。ソビエト共産党の秘密警察)系であって他は軍人出身者である。

 そしてチタにおける中央機関庫および各車輛区ならびに各地機関庫はいずれも車両課に属し、また保線区・保線分区は線路課に、運転監督、運転司令駅長は運転課に、用度・倉庫・材料廠は用度課に、委員診療所は衛生課に、学校は教育課に、従業員倶楽部(クラブ)・図書館は教養・慰籍課に所属するも地方では駅長がすべてこれらの業務を管理する。

(三)モロトフ鉄道の指令系統の概要

 モ鉄、管理局長は鉄道運営に関する事務的ないし技術的業務を管掌するが、これらを遂行するに当たってはすべて交通人民委員部の指導監督を受けているが、中央人民委員部ならびに中央執行委員会等より直接指令を受けることもある。

この種指令は主として政治部長の管掌事務であり、最近における列車の運行はすべて軍当局の監督下において実施されている。




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