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2016/04/08

共産主義用語一覧(五十音順)



・アギト・プロップ隊::agit. prop. Truppe(ドイツ語)。煽動宣伝隊の意。

・アジト:(英語)agitate pointの略。秘密指導部。

・アジビラ:煽動の為に使用するビラ。

・アジプロ:アヂ-プロ。アヂテーションとプロパガンダの略。煽動と宣伝。

・アジテーション:煽動。アジ。
・アじる:「煽動する」の意。

・アナ:アナーキスト、アナーキズムの略。

・アナーキスト:無政府主義者。

・アナーキズム:無政府主義。

・アッピール:(英語)言論、文書等に依り大衆に訴える左翼の戦術の一種。

・アド又はアドレス:(英語)宛名、通信所。左翼運動に於いては受取人と宛名とを区別し居れり。

・アール・エス(R.S):reading society(英語)の略。読書会。


・イー・アー・テー・ベー(I.A.T.B)):Das Internationale Arbeter Theatcr Bund(ドイツ語)の略。国際労働者演劇連盟(本部ベルリン)。

・イー・アー・ハー(I.A.H.):Die 'ntcrnationale Arbeiter Hilfe(ドイツ語)の略。国際労働者 救援会(本部ベルリン)。

・イー・ペー・エフ(I.P.F):Der Internationale proletarische Freidenker(ドイツ語)の略。国際プロレタリア自由思想家同盟(本部ベルリン)日本にては国際無神論者同盟と称す。

・一〇・三〇事件:昭和7年10月30日熱海に於いて検挙されたる新生共産党事件。

・イデオロギー:
①フランス18世紀に起こった感覚論が革命時代及びその後の時代に継承発展された一種の哲学。観念学。

②政治・法律・道徳・芸術・哲学・科学等の社会的意識形態。観念形態。③思惟上の基礎となる観念群。基本的なものの考え方。

・イニシアチーブ:(英語)元来発議権の意なるも通常或る運動を率先して提唱するを言う。

・イフア(I.F.A):労働者文化協議会(ドイツ)。

・インスト:instruction(英語)の略。指令。

・インプレコール:Internationale press Correspondence(英語)の略。第三インターナショナルの機関紙たる国際情報雑誌の名称。


・ウルトラ:Ultra-Linken(ドイツ語)の略。極左。


・エイ・ジー(A.G):agent group(英語)の略。細胞下にある共産青年同盟の大衆的補助組織(共青候補者団体)。

・エー・カー(E.K):Exekutivc Kommitee(ドイツ語)の略。執行委員会。

・エージェント・グループ:(英語)A.Gの項参照。

・エス・エス(S.S):Students Society of Social Science(英語)の略。学生社会科学研究会。

・エス・エス・エス・エル(C.C.C.P):Souz Sovetskih Sodialisti heskih Republik。ソベヴェート社会主義共和国連邦。

・エス・エフ(S.F):Federation of Student Society of Social Science(英語)の略。全日本学生社会科学連合会(解消せり)。

・エス・エル(S.L):Student-Liberty(英語)の略。学生自由擁護同盟(解消せり)。

・エドキンテルン(Edkintern):Educational Womans' International(英語)の略。国際教育労働者組合(本部パリ)。

・エル・カー・ペー(R.K.P):D'c Russische Kommunistische Parteiorganizer(英語)の略。ロシア共産党。


・オルグ:オルガナイザーの略。

・オルガナイザー:未組織の労働者・農民等の大衆の間に入って、労働組合や無産政党を組織し、またその組合またはその党員に引き入れようとするもの。組織者。オルグ。


・解消:1930年労農党内部に起った解党以来使用さる。一団体が新しき運動乃至組織の結成を目標として解体するの意。

・解党派:第二次日本共産党獄中被告中、党の誤謬を認めて、其の解消を主張する一派。

・学消:学生消費組合。

学連:全日本学生社会科学連合会(解消せり)。

・ガサ:一斉検挙又は家宅捜索の意。

・カップ(Capt)朝鮮プロレタリア美術家同盟。

・科同:日本プロレタリア科学同盟。

・カー・ペー(K.P):Die Kommunistische Partei(ドイツ語)の略。共産党。

・壁新聞:職場、集合所等の壁を利用し、種々の時事ニュース、写真、漫画等を貼付した一種のアジプロ新聞。

・カムフラージ:camouflage(フランス語)の略。仮面をかむり瞞着すること。

・カンパ:カンパーニアの略。

・カンパーニア:(ロシア語)大衆に訴えてある目的を達しようとすること。


・逆宣伝:反対の立場から相手に不利な宣伝をすること。デマ。

・キーム:(Kim):Kommunisticheski International Molodeji(ロシア語)の略。国際共産青年同盟。

・キャップ(Cap):captain(英語)の略。キャプテン。責任者。

・共産主義:個人主義的経済制度に対立して、生産から分配までの経済行為のすべてを共同的(共産的)に実行せんとする主義。生産機関の共有はもちろん、生産物の分配についても個人主義的自由を認めず、すべて共産的に行わんとする。普通に共産主義と言う場合はマルクス・レーニン主義を指す。

・共青:共産青年同盟。

・共和国:共和政体の国家。

・共和政体:主権が少数の人々または人民全体に属する政体。前者は貴族政体、後者は民主政体。⇔君主政体


・クートベー:kutb(ロシア語)。東洋勤労者共産主義大学。

・クラーク:kurak(ロシア語)。ロシア農村の富農。

・クレスティンテルン(Krestintern):国際赤色農民組合。

・君主政体:主権が世襲の君主に属する政体。その運用が君主の専断にゆだねられている絶対君主政体と、制約されている制限君主政体とに分かれる。⇔共和政体

・君民同治:君主と人民の代表者が協同して政務を処理すること。

・軍国主義:ファシズム。ファシズムは元来一個の主義として提唱されたものではなく、イタリア首相ムッソリーニが採用し実践した跡をたどり、後人がこうもあろうか、ああもあろうかと探った結果出来あがった思潮であるために、一言で要約するのは極めて困難である。ファシズムの特徴とされている点は

①愛国的立場に立つこと

②社会主義(共産主義を含む)を排撃すること

③現存する議会制度を排撃すること

④独裁政治主義を探ること(何らかの形において議会を設置してもそれは有名無実とする)。

ドイツのナチ党もファシズムを奉ずる党派と俗称される。新聞紙上などで「暴力団体」のことをファッショ(ファシズムを奉ずる団体ないし行動)と呼ぶものがあり、従って暴力分子のことをファシスト(ファシズムを奉ずる人)などともいうが、これは妥当な使い方ではない。また共産分子は自派の主張以外をファシズムの名で片づけるが、それは資本主義の手先だという意味で、他派を圧迫するための宣伝上の効果を考えた呼称であって学問的な定義としては受けとれない。


・ゲー・ペー・ウー(G.P.U):労農ロシア国家保安部。

・ケルン:kerm(ドイツ語)。細胞。


・五ヶ年計画:ソヴェート同盟に於ける1928、9年-1932、3年の五ヶ年間の社会主義的建設計画。

・工代会議:工場代表者会議。

・行動隊:ビラ撒き其の他特殊の大衆闘争行為に動員さるヽもの。

・ゴスプラン:労農ロシア国家経済計画委員会。

・国家社会主義:「国家社会主義」という言葉は元来ドイツのビスマルクなどによって唱えられた「ステート・ソシヤリズム」の訳語だったが、日本では大正8年頃に高畠素之が自己の創案した思想を「国家社会主義」と銘打って以来、ビスマルクの唱えたものとは全く異なる内容を有するに至った。その思想は「天皇中心の下に、ある種の事業ないしある限度以上の私有財産を国家の所有に移し、やがてこの世の中から搾取関係(人が人の利益を吸い取る事実)をなくそうとする」思想である。

・コップ(Kopfj):Federacio de Proletaj Kulturaj Organizoj Japanaj(エスペラント)の略。日本プロレタリア文化連盟。

・コミュニスト:共産主義者。共産党員。

・コミンテルン:第三インターナショナル。共産主義運動の国際組織。1919年、レーニン等の指導下に欧州諸国の共産主義政党が加盟。1943年解散。共産主義インターナショナル。コミンテルン。国際共産党。

・コムソモール:komsomolロシア語)。ロシア共産青年同盟。

・コムソモルカ:komsomolka(ロシア語)。ロシア共産女子青年同盟。

・コルホズ:kolhoz(ロシア語)。労農ロシア集団経営農場。


・細胞:共産主義運動などで、宣伝・煽動・啓蒙を行う基本単位の小団体。

・作同又は作家同盟:日本プロレタリア作家同盟。

・刷同:全協内に起った刷新同盟に由来し、一般には反幹部派の意に用いらる。

・サークル:circle(英語)。1931年秋コップの結成にともなう新組織にして、表面左傾的意識を示さず、一般大衆を夫々(それぞれ)の趣味、嗜好に応じて結合せんとしたもの。例「文学サークル」。

・サフホーズ:sovhoz(ロシア語)。労農ロシア国営農場。

・サボタージュ:労資紛争の際、労働者が雇い主の損失を計るため仕事をなまけること。

・左翼小児病:極左共産主義的傾向を言う。

・三・一五事件:昭和3年3月15日に検挙されたる第二次日本共産党事件。

・三Lデー:1月15日(K.Liebknech,R.Luxenburgの暗殺されし日)より1月21日(Leninの死亡日)迄の一週間を言う。

・産業予備軍:現在生産に従事せざれども何時にても必要に応じて生産に従事し得る能力ある者。失業者及び未就職労働者等を指す。

・サンヂカリズム:syndicalisme(フランス語)。労働組合主義の一種、政治闘争とプロレタリア独裁とプロレタリア政党を否定し組合運動の地方分権と経済的ゼネストとを主張する主義。

・産労:産業労働調査所。


・四・一六事件:昭和4年4月16日検挙されたる第三次日本共産党事件。

・自己批判:過去の自分の言動の誤りを自分で批判すること。共産主義者が多用する。

・思想転向:思想的立場を変えること。

・社会主義
①広義の社会主義=この社会から搾取をなくそうとする主張。無政府主義、革新的日本主義、国家社会主義等。

②狭義の社会主義=現在の資本主義を廃絶し、生産機関(土地、工場、資本等)および金融機関等の共有(公有、国有)を実現せんとする主義。生産機関のみの共有を主張し、生産物の分配については個人主義を認める。

・社会運動:現存社会の欠陥ないし不合理の排除を目的とする諸種の社会改革運動。暴力的(非合法)社会運動、平和的(合法的)社会運動の二種類がある。急激かつ暴力的にこれを行わんとする社会運動を革命的(非合法的)社会運動、徐々に平和的にこれを行わんとする社会運動を改良主義的(合法的)社会運動という。

・宗派的分裂主義:左傾団体内にありて、党中、党を作り、団体の自解作用を招来せしむるが如き傾向を言う。

・失同:日本失業者同盟。

・社会ファシズム:社会主義理論を強調しつヽ、ファシスト的行動をなす主義の意。共産党が、解党派左翼民主主義に対して与えた名称。

・新教:新興教育同盟準備会又は其の機関誌。

・シンパ:sympathizer(英語)の略。共産主義運動の圏外にあって、運動者のため情を知りて、資金、居住、集合所等の後援をなす同情者。


・スキャッブ:scab(英語)。罷業破り。

・スト:strike(英語)の略。ストライキ。

・スパルタキャード:Spartakyard(ドイツ語)。国際無産者Olympic大会。

・スポルチンテルン(Sportintern):赤色スポーツインターナショナル。

・スローガン:slogan(英語)。闘争標語。


・成文法:文書によって書き現され、公布された法律。⇔不文法・不文律

・赤色インターナショナル:プロフィンテルンまれにコミンテルンという。

・赤色デー:国際反戦デーとも言う。8月1日。

・赤化:共産主義の思想に感化されること。

・赤旗友の会:「赤旗」の読者班。以前の無新班に相当す。

・赤救:赤色救援会。

・ゼネスト:general strike(英語)の略。総罷業。

・全協:日本労働組合全国協議会。

・宣伝:言い広げること。あるものごとを多くの人に広く説明して、理解と共鳴とを求める運動。

全農:全国農民組合。

・全農全国会議:全国農民組合改革労農政党支持強制反対全国会議。

・全労:全国労働組合同盟。

・戦無:日本戦闘的無神論者同盟。

・専門部:左翼団体の事務執行機関。


・怠業:サボタージュ。

・第一インター:第一インターナショナル。マルクス等の指導下に1864年、西欧諸国の労働組合と労働者党とが結成した国際労働者協会。マルクス主義者に対立していたサンヂカリスト(プルードン派)およびアナーキスト(パクーニン派)を1872年、ハーグ大会で除名。1876年解散。⇔第二インターナショナル・第三インターナショナル

第五列(第五部隊):狙う国に特殊なスパイを放ち、その国中に同志を獲得してスパイ行為をあえて実行させる分子のこと。【語源】1936(昭和11)年スペイン革命の大詰めに首都マドリード攻略をめざしフランコ軍本営のモラ将軍が「我軍はマドリードの城門に四部隊あり、首都に殺到しつつある。そして第五部隊は市中にあり、この部隊の手により首府は内部より開かれんとす。マドリードはすでに我軍の手中に帰したるも同然なり」と宣言したことが第五部隊の語源とされている。その後になって、四列縦隊の軍隊と並行して便衣で進む兵士の意味から、これを第五列とも言うようになった。

・第二インター:第二インターナショナル。第一インターナショナル解散後、1889年、パリで創設された第二次の国際的労働者の連合組織。アナーキストの排撃と非戦論とを主張したが、第一次世界大戦勃発と共に消滅。1919年、第三インターナショナルに対抗して再建。改良主義的・協調的傾向が強かった。社会主義労働者インターナショナル。⇔第一インターナショナル・第三インターナショナル

・第三インター:第三インターナショナル。共産主義運動の国際組織。1919年、レーニン等の指導下に欧州諸国の共産主義政党が加盟。1943年解散。共産主義インターナショナル。コミンテルン。国際共産党。⇔第一インターナショナル・第二インターナショナル

・第二無新:第二無産者新聞(廃刊せり)。

第六列(第六部隊):第六列なる意味は明瞭ではないが、常識的に解するならば、敵国から直接侵入するスパイの手先になって自国民が利敵行為をする、いわば反戦国家的不逞徒輩を称する。国内にあって反戦行為をなす者、反戦思想を有する者、常に国策を阻害しようとする者、同国人にして同国人にあらざる行為をなす者らを総称して第六列または第六部隊と呼ぶ。

・立禁:立入禁止。

・ダラ幹:堕落幹部。

・タワーリシチ:tovarishch(ロシア語)。同志。


・地下運動:潜行運動とも言う。非合法運動のこと。

・チェカ:1917(大正6)年12月20日、十月革命によって誕生したロシアのソビエト政権が政府に対するあらゆる破壊活動を鎮圧するために設置した機関。人民委員会議(内閣)に直属。反革命・サボタージュおよび投機取締り全ロシア非常委員会。

・チューター:tutor(英語)。左傾理論の教育に当る補導者。


・通信員:労農通信員の項参照。


・デイリー・ウオーカー:Daily Worker(英語)。英国並びに米国の共産党機関紙の名称。

・テーゼ:(ドイツ語)政治運動・社会運動で、活動の根本方針を示す要項。綱領。方針書。

・テク部:技術部。

・デマゴーグ又はデマ:Demagog(ドイツ語)。悪宣伝。

・デモ:demonstration(英語)の略。示威運動。

・テロ:terrorism(英語)又はterrorist(英)の略。直接行動又は暴力主義。或(あるい)はその行為者。

・転換作家:既成作家にして、従来の芸術観を捨ててプロレタリア芸術観に転ずるが如きものを言う。例「片岡鐵兵」。

・伝単:支那語「ビラ」の意なるも普通小型にして電柱等に貼付するものに用うること多し。


・党:共産党。

・同盟:共産青年同盟。

・同伴者又は同伴者作家:プロレタリアートの革命運動に同情、好意を寄せつつも実際運動には参加せず、運動の進展について行くが如き者又は作家。

・トラム:tram(ロシア語)。レーニングラード労働青年劇場。


・ナップ(Napt):Nippona Artista Proleta Federacio(エスペラント)の略。1928年4月結成、1931年11月コップに解消せる全日本無産者芸術団体協議会。

・ナロードニキ:ロシア帝政時代の「人民の意思」党員。


・二・一六事件:昭和5年2月16日に検挙されたる第五次日本共産党事件。

・日常曝露:共産主義の逆宣伝の手法。敵の行いを針小棒大にデマを混ぜて吹聴すること。


・ネップ(Nep):New Economic Policy(英語)の略。1921年労農ロシアに行われたる新経済政策。


・ハンガーストライキ:hunger-strike(英語)。絶食を以て要求を貫徹せんとする争議。

・反戦デー:赤色デーの項参照。

・反対派:或る組合内に於いて、極左的見地より当該組合の指導精神に反対する一派にして事実上極左組合と関連あるものと認めらる。例「全農全国会議派」。

・反帝:反帝国主義民族独立支持同盟。


・ピー・エヌ(P.N):proletarian news(英語)の略。無産者新聞。

・ピー・エム(P.M):Proleta Musiko(エスペラント)の略。日本プロレタリア音楽家同盟。

・ピー・ピー(P.P):Proleta Plastiko(エスペラント)の略。日本プロレタリア 美術家同盟の前の略称。

・ピー・ワイ又はピー・ワイ・エヌ(P.Y又はP.Y.N):Proletarian youngmen' news(英語の略。無産青年。

・ピオニール:Pionier(ドイツ語)。赤色少年団又は労農少年団。

・罷業:業務をやめること。仕事をせぬこと。社会運動の「同盟罷業」の略。

・ピケ:Picketting(英語)の略。監視又は見張り。

・ビューロー
①官庁の局・部・課。②事務局。事務所。編集局。


・ファシズム:軍国主義。

・フェビアン協会:1884年英国に創立されたる漸進的社会改良主義者の団体。

・プチブル:petit-bourgeois(フランス語)の略。小ブルヂョア。

・不文法:制定によらないで成立した法の総称。その代表的なものは慣習法。不文律。⇔成文法

・プラウダ:Pravda(ロシア語)。全露連邦共産党中央機関紙の名称。

・フラク:フラクションの略。

・フラクション:左翼活動に用いる勢力拡張の一戦術。労働団体などに組織部員を送り、左翼分派をつくるための活動。

・ブルジョア:(フランス語)中世以来の支配者、貴族・僧侶に対して、近世に台頭した都市の住民。産業の発達と共に財力または資本力によって社会上・経済上・政治上の実験をにぎるに至った。資産家。

・ブルジョアジー:ブルジョアの階級。市民・資産家階級。資本家階級。⇔プロレタリア

・プレジディウム:Presidium(ドイツ語)。共産党等の中央執行委員会又は常任執行委員会。

・プレナム:拡大中央執行委員会、常任中央委員会等の外(ほか)、通常中央委員会又は通常会員を含めたる会議、総会に代るもの。

・プロアジ:アジプロに同じ。

・プロエス:日本プロレタリア・エスペラント同盟。

・プロ科:プロレタリア科学同盟。

・プロカル又はプロカルト又はプロレトカルト:proletarian culture(英語)の略。無産者的教化の意。

・プロテスト:protest(英語)。抗議。

・プロトコール:protokoll(ドイツ語)。議事録。

・プロパガンダ:宣伝。

・プロB.C.:proletarian birth controll(英語)の略。日本プロレタリア産児制限同盟。

・プロフィンテルン:(ロシア語)赤色労働組合国際連合。1921年7月発足。資本主義の倒壊、労働者の解放及び無産者の権力の樹立を実現するための全世界の労働大衆を組織することを主張。

・プロフォト(ProPhot):日本プロレタリア写真家同盟。

・プロレタリア・リアリズム:proletarian-realism(英語)。プロレタリア文学の一様式。弁証法的唯物論の立場に立つ現実主義の意。

・プロレタリアート:(フランス語)プロレタリアート。労働者・俸給生活者等の如く、生産手段を持たず、自己の労働によって資本家から報酬を得て生活する階級。⇔ブルジョアジー

・分子:一団体を組織している各個人。

・文戦:旧「文芸戦線」の改名。労農文学家同盟の機関誌。


・ヘゲモニー:(ドイツ語)社会運動等の指導権。覇権。主権。支配権。

・偏向:左傾運動等に於いて其の本来の目的から外(はず)れることを言う。

・弁護士闘:解放運動犠牲者救援弁護士団。


・報告文学:reportage(フランス語)。最近独乙(ドイツ)に行われつヽある文学上の一様式にしてプロレタリア文学に利用さること多し。現実生活のありのまヽの描写と報告とを内容とする様式なり。

・ポー・エー・ウー(P.E.U):日本プロレタリア・エスペランチスト同盟。

・ポスト:非合法文書の分配の場所。

・ポピュリズム
①1890年代アメリカの第3政党、人民党(ポピュリスト党)の主義。人民主義。

②(populismo スペイン)1930年代以降に中南米で発展した、労働者を基盤とする改良的な民族主義的政治運動。アルゼンチンのペロンなどが推進。ポプリスモ。
③一般大衆の考え方・感情・要求を代弁しているという政治上の主張・運動。これを具現する人々をポピュリストという。

・ポリトビューロー:ロシア共産党の政治部。

・ボル:borshewiki(ロシア語)の略。

・ボルシェビキ:(ロシア語)(多数派の意)1903年のロシア社会民主党大会で、レーニン等の急進的意見とマルトフ等の穏和な意見とが対立した時、前者を支持し、またこれを継承した左翼多数派の称。のちソ連共産党を組織、同国の実験をにぎるに至った。過激派。⇔メンシェビキ

・ボルシェビズム:ボルシェビキの立場。すなわち主としてレーニンが首唱し、ロシアで実行せられたマルクス主義の称。過激主義。レーニン主義。


・マッセン・ストライキ:Massen-Strike(ドイツ語)。大衆的罷業(総罷業)。

・マルクス主義:マルクスおよびエンゲルスが創始した科学的社会主義。

・マルキスト:マルクス主義者。

・マルクス・レーニン主義:労働者階級を指導者として労働者農民の結合を完成し、暴力革命により資本主義政府を倒して労農独裁(労働者農民による独裁政治)を実現し、ブルジョアジー(資本家階級)を廃絶して無産階級の共産制社会を実現せんとする主義。マルクスが案出した社会主義をレーニンが発展させたのでレーニン主義ともいう。

・民族主義
①民族の見地を第一義とし、民族生活の確立と発展とを政治的・文化的努力の最高の目標とする立場。19世紀初頭以来、国家形成の主要原理となり、殊に第一次大戦後は一方において、被圧迫民族間に多民族・他国による支配・干渉又は影響の排除、民族の自主・自律、単一民族による単一国家の構成をめざす有力な政治的傾向をなすと共に、他方において民主主義的・国際主義的潮流に抗して権威国家と社会的新体制とを樹立するを理想とする運動が諸国、殊にイタリア(ファシズム)及びドイツ(ナチス)に勃興。

②三民主義の一。中国の民族的団結を強化、対外的に帝国主義の圧迫を打破せんとする主義。


・民族自決:各民族が、自己の政治組織または帰属を、他の民族や国家によって干渉・創肘されることなく、自ら任意に選択し決定すること。この原則はモンローの主義にさかのぼるといわれ、第一次大戦後、ウィルソンの唱道する所となり、またソ連内で新しい基礎の上に実現。


・無産
①職業のないこと。無職。②資産のないこと。③物を生産する手段を持たない者。

・無産者:無産階級に属する人々。

・無新:無産者新聞。

・無青:無産青年。


・メーデー:毎年5月1日、全国の都市労働者が休業と示威運動で、労働者の威力を示す日。1884年米国の労働者が毎年5月1日を期してゼネストを行い、八時間労働制を戦いとることを決議したことに始まる。

・メッセーヂ:message(英語)。或る個人又は団体に送る挨拶の意味を持った文書。

・メンシェビキ:(ロシア語)(少数派の意)1903年、ロシア社会民主党大会で穏和・妥協の立場を取った右翼分派。代表はマルトフ・アクセリロイド・プレハノフ等。十月革命まで勢力があった。⇔ボルシェビキ


・モップル:(ロシア語)国際革命運動犠牲者救援会。


・ヤチェーカ:共産青年同盟の細胞。

・ヤップ(Japu):Japan Prolet Artista Unio(エスペラント)の略。日本プロレタリア美術家同盟。

・山川イズム:大正10年政治闘争の必要を高唱し、協同戦線党を主張した山川均の理論体系。後福本イズムの台頭と共に排撃されたが今日尚労農派の指導理論として存続して居る。

・山宣:昭和4年3月5日暗殺された元労農党所属代議士山本宣治。


・ラップ(Rap):ロシア・プロレタリア作家同盟。


・リベラル:自由主義。戦前の日本では共産主義者の隠れみのでもあった。

・リュマニテ:L, Humanite'(フランス語)。フランス共産党機関紙。

・リンクス・クルフェ:Links Kurve(ドイツ語)。独逸(ドイツ)の極左文芸団体の機関誌。


・レポ又はレポーター:reporter(英語)。情報通信員。又は通信文書。


・労芸:労農芸術家連盟。

・労救:労働救援会。

・労新:労働新聞又は同社。

・ロック・アウト:lock-out(英語)。工場閉鎖。

・ローテ・ファーネ:De Rote Fahna(ドイツ語)。独逸共産党中央機関紙。



【参考資料】

・1933(昭和8)年 文部省「教育関係に於ける左傾思想運動」
・1942(康徳9)(昭和17)年 大同印書館 引間功 「戦時防諜と秘密戦の全貌」



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