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2014/05/29

韓国駐箚軍衛生心得 「朝鮮人の交通・接触を遮断せよ」


従軍慰安婦問題で韓国は、『日本軍は朝鮮人女性20万人を強制連行した』と主張しています。けれども当時の韓国は伝染病・性病・寄生虫に汚染された不潔な国でした。

日韓併合前、朝鮮に駐留した韓国駐箚軍(ちゅうさつぐん)は「韓国軍隊衛生心得」を作成し、兵がそれらの病気に感染することを予防しました。


【日韓併合前の京城水標橋】
1906(明治39)年の韓国。治水工事などのインフラ整備を一切行っていなかったため、洪水が頻発したり、あちこちに水たまりができて蚊が発生するなどの不衛生さだった。
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「韓国軍隊衛生心得」には、このように書かれています。

「朝鮮人の交通接触を遮断せよ」

軍の衛生管理は世界の常識です。なぜなら、隊内に病気が蔓延すれば、兵力が削がれるからです。

伝染病も性病も接触感染しますから、韓国が主張するような強制連行、慰安所に到着する前に日本兵に強姦された、こういったことはあり得ませんでした。


【青山繁晴:北朝鮮のミサイルとVXガス・天然痘テロに備えよ】
日韓併合時代、朝鮮では天然痘が定期的に流行した。主な発生地は北朝鮮の咸興。当時の日本では「天然痘は国の恥」と言って撲滅済みだった。報道されないだけで、今も北朝鮮では天然痘が流行しているのかも知れない。


韓国駐箚軍「朝鮮人婦女は性病に感染している者が多くてゾッとする」


日清、日露と連戦連勝だった日本軍も、朝鮮の不潔さと伝染病、性病の多さにはけっこう滅入っていたようです。

伝染病だけでもマラリア、天然痘、腸チフス、赤痢といった死病クラスのラインナップでしたし、朝鮮人が場所を選ばずあちこちに糞尿を垂れるので、ハエが大量発生してその病毒を伝播するといった状況でした。

韓国駐箚軍が作成した「韓国軍隊衛生心得」で注目すべきところは、


・便所は朝鮮人と別にせよ、日本人用の便所を急造せよ

・朝鮮人が使っている水は、外部から直接汚物を混入させていることが多いため、衛兵を配置して、朝鮮人が水に汚物を混ぜるのを防止せよ

・川の水を使うときは、朝鮮人が上流でどんな水の使い方をしているか考えよ


などですが、一番大事な部分はココだと思います。

・朝鮮人家屋に宿営する時は、朝鮮人との交通・接触を避け、隊の宿舎では可及的に朝鮮人を隔絶すること

・朝鮮人の飲食物は一切口に入れるな

・朝鮮人婦女の性病に感染している者の多さにはゾッとする 一層注意せよ


日本軍が慰安所を設置した目的は「衛生管理」のためです。

伝染病や性病を予防するために設営した慰安所に、わざわざ不潔な土地から伝染病や性病に感染しているかも知れない朝鮮人女性を20万人も強制連行してブチ込むでしょうか?

韓国の主張が真実ならば、日本軍は終戦前に伝染病や性病に感染して全滅していたはずです。

【韓国軍隊衛生心得:意訳】

出典:アジア歴史資料センター:レファレンスコード:C06031078800:1908(明治41)年7月2日 「韓国軍隊衛生心得」



目下、韓国における日本人寄留地および鉄道沿線の日本人雑居地を一瞥すれば、各官渡韓前の予想に反してことごとく健康に生活しているように見えるが、その裏で若干の日本人が常時伝染病にかかっており、このごろ、各地民団、官庁等の公報にのぼるものは、まさに氷山の一角にすぎず、その他多数は世人の知らぬところに埋没し、当の朝鮮人に至ってはその状況がまったく不明である

従来、駐屯諸部隊はいろいろな方法を講じて土地の清潔を図ろうとし、衛生施設の改善を図るなど、熱心鋭意、防疫に力を尽くした。その結果、少しずつ伝染病の流行等を減らすことができた 今回、本国に帰還する部隊は、優良なる衛生成績でその任務をまっとうするに至った

夏に向かうこの季節に本国から新たに渡韓してくる諸隊は、この非衛生的な風土で任務につこうとしているが、諸隊が宿営する家屋、土地はたとえ日本人雑居地で外面は多少清掃はしているが、内部は朝鮮の不衛生さを脱していない 日本人が少ない朝鮮人部落においてはゾッとするほどであることは言うまでもない

加えて、今までの経験からいえば、腸チフス、赤痢などの悪疫流行は6月以後増加する傾向にあるので、今後も防疫上の警戒はなお一層厳密を要する

左に前年から実施している衛生法の中で、最も適切で有効だったものを摘録したので、これに従うこと

各官よくこの趣旨を理解し、形式にとらわれず実施を督励し、伝染病の危害を未然に防ぐよう希望する

そもそも、これらの事項は平凡で、面白みがないように思うだろうが、確実にこれらの事項を施行するならば、必ず防疫の目的を達することができる

いや、現に駐箚軍隊はこの方法で、伝染病感染防止という目的を達しつつある


第一、宿営、宿舎

一、宿営地は一定の地域を区画し、極力清潔になる方法を施行し、排水がよいようにし、凹地または陰湿な土地である場合は、清浄なる土砂を持って来て敷きつめ、ゴミやチリは一定の場所に集めて焼却せよ その後も毎日清潔法を励行せよ

二、部落の清潔法を試みるには、憲兵および警察官に交渉すること 憲兵および警察官が配置されていない土地である場合は日韓官民を勧誘して衛生医院などを設け、日本人の衛生委員を主として衛生法を指導し、充分に教習させれば、予想外の目的を達するものである

三、宿舎は宿営に先立ち、清潔法が必要である 宿舎は消毒を行い、その後も毎日、宿舎内の通気・清掃を励行すること

四、朝鮮人家屋は不潔で湿気が多く暗いものが多いので、宿営が朝鮮人家屋である場合は内壁、天井および床などは全部、糊で新聞紙を張り、臭虫(管理人注:トコジラミ)類の進出を防ぐとともに、身体および諸物品に虫が接触しないようにし、清潔を保つこと

五、朝鮮人家屋に宿営する時は、必ず彼等との交通・接触を避け、諸隊の宿舎として使用する家屋と可及的に朝鮮人を隔絶すること

六、便所は朝鮮人との共用を避け、日本人用の便所を急造すること 急造した便所にはし尿壺として樽桶、カメなどを埋設すること

七、便所を使用した後は、便所を使った者が木灰または砂土をし尿壺に撒布すること もしウジ虫が湧くなどのおそれがある時は石灰を撒布すること 石灰を使用するときは必ず衛生部員監督の下で行い、形だけやっておけばいいといった流れを作らないこと

八、オンドルは室内の湿気を防ぐので雨の日あるいは雨の日の翌日などは使った方がよい ただし熱さを避けるため、早朝にオンドルを焚き、日没までに冷却するようにするか、または勤務時間で宿舎を空ける時に使う方がよい


第二、飲食物

九、韓国は水質の悪い所が多い、なので、水選びには厳密さを要する 特に朝鮮人が使っているものは外部から直接汚物を混入させていることが多いので、水の使用においては一層注意し、必要があればあ衛兵を配置して、朝鮮人が水に汚物を混ぜるのを防止すべし また出来るならば、隊用の井戸を決め、適宜補修して、清潔に保持すること

十、すべての用水には標札を立てて飲用、雑用と標示し、河水を使用する場合は必ず河の中流の水を汲むようにし、上流で朝鮮人がどんな水の使い方をしているか顧慮すること

十一、降雨時は水がにごることが往々にしてあるので、雨の日、特に雨期には水の濾過または沈殿清澄法を行う必要があるので、あらかじめ計画しておくこと

十二、生水を飲用することは厳しく禁止する 単独で外出する時、私用で散歩する時でも、もし外出する時は各人必ず水筒に湯または茶などと満たして携行し、宿営内ではもちろん、行軍などにおいても必ず湯茶供給設備を設けること その目的を達するために、出発前、武装検査の際に必ず水筒に湯茶が満たされているかを検査し、かつ日常から食後は必ず湯茶を充実させておき、不時の呼集や出発などにそれを用い、夕食後に充実させた湯茶は翌朝のうがいに使うこと

十三、副食物は少し工夫すれば、比較的へき地とはいえ、新鮮な魚や野菜を入手できる また倉庫にあるものをあれこれ、たくみに配合して、適当に味付けすれば充分口に合い、栄養を摂ることができる

十四、部隊外で販売している調理品を避けること 特に朝鮮人の飲食物は一切口に入れてはならない

十五、食品検査は、毎食前、炊事場において軍医または分遣隊長が行い、調理後も厳密に食品検査を行うこと

十六、食器はなるべく、煮沸した湯でもって毎回食前に洗浄すること

十七、常に各内務班などに湯茶の供給を富有にしておき、決して不足させないこと


第三、その他衛生法・防疫法

十八 ハエ、蚊が至る所に多数いるため、悪疫蔓延の媒介者として危険甚大なり なので、防ハエ綿、紗布を食物貯蔵所と配食所の窓や戸に貼り、絶対にハエの竄入(管理人注:ざんにゅう:誤って入りまじること)を遮断し、また器械的に捕獲撲殺すべし

十九、マラリヤ病毒を媒介する蚊族「アノフエーレス」は各地で発生盛んなり 甚だしきは「キュレックス」属より多きを見る所にあり ゆえに蚊属発生の時期になったら、一般に蚊帳(かや)を使用するはもちろん、常に蚊帳の破損の有無に注意して、蚊に刺されることを免れ、衛兵または野外勤務の休憩・仮眠時には必ず防蚊覆面を使用し、手はポケットの中に入れておくようにすること

二十、脚気(かっけ)は米麦の混食、米七、麦三の割合にし、終日の勤務演習等に励めば絶対に脚気防止になり、今のところ患者はいない もし、安逸に昼寝、何もせずに日を過ごせば数日で脚気患者を出すものと思え

二十一、万一脚気およびマラリア患者が発生した時は隔離して、殊にマラリア患者には蚊帳を使用して、蚊による伝染を防ぐこと

二十二、靴は不潔の土地を踏み、どんなに掃除しても病毒付着などの懸念が堪(た)えないものである なので、これまでのように室内のイスの背もたれに靴を吊るしたりして、食器もしくは手ぬぐいなどの自分や他人の口に触れるものに靴が接触するといった従来の習慣を改めない者は、病毒感染の危険をまったく考えていないと思われてもしかたがない 靴は必ず収納の方法を考えた上、室外に置き場所を決めるようにすること

二十三、朝鮮人の間では腸チフス、赤痢等が絶えることなく散発しているので、これら伝染病発見のため、軍医は好意的に朝鮮人を診療し、戸口調査のようにときどき臨検して利益を図ること

二十四、朝鮮人は場所を選ばず脱糞、放尿するため、夏季、秋季には往々にして道路上に粘液血便の存在を認めることあり このような場合または宿営地付近で病死者が出た場合は、一層前項の調査を密に行うこと

二十五、炎暑中でも勤務外の者は屋外で適当な運動をし、かつ夕べには活発な遊戯運動を奨励し、体力の増進を期するとともに、個人衛生法の普及、発達に努めること 衛生に関する講話は軍医に一任するのではなく、各幹部が常に軍医の意見を体現し、指導訓戒の実績を挙げるよう努力すること

二十六、救急処置や衛生法などの教育は、下士以下の小部隊、独立勤務に服している殊に斥候、郵便、護衛など単独行動の任務にある者に対し、韓国が目下の衛生状態であるため、特に緊要である その教育の方法は決して口だけではなく、実習を要する

二十七、橋梁、渡船などの便にとぼしい韓国目下の状態では、そのうちやってくる雨期において溺水の変事に遭遇するものが少なくない その救急法および人口呼吸法の教習は特に実地的に練習しておく必要がある これに加えて、守備の任務遂行上、朝鮮の夏季炎熱熾(し)くが如きに当たり、日射病になって人口呼吸法の必要が発生することあり

二十八、韓国の夏季の昼間は炎熱熾(し)くが如くであるが、夜間殊に夜明け頃は冷気を催すのが常である なので、夜間は腹巻を使用することおよび野外夜間の勤務者は仮眠用に外套(がいとう)毛布を携帯すること 殊に降雨後、にわかに冷気を催した時などは一層注意を要する

二十九、在韓部隊の自殺者は日本国内にくらべると多い 日本国内と異なる地域に在る場合、精神慰安の方法を講ずることは特に必要である その手段は、常に上下の意志疎通をはかり、万一ゆううつなどの兆候が表れた場合は医療を受けるなどのほか、患者を転地させるか、あるいは任務の配置転換など適当なる方法を研究すれば予防できるものである

三十、各隊においては、ほんの少しの余暇もムダにせず、野菜栽培、園芸などを奨励すれば、身体の保健、精神の慰安、野菜の供給など、衛生上の大きな利益を認めることができる

三十一、性病は軍紀・風紀の粛整によって絶滅させることができるといえども、その一方で憲兵と警察官に厳重な売春婦取締を頼っている 地方の婦女、特に朝鮮人婦女の性病に感染している者の多さにはゾッとする 一層の注意を要するものである 

三十二、その他、被服、寝具を日光にさらして乾燥させ、身体をきれいに洗い、頭髪、ツメを短く切るなどの一般衛生法は、日本国内にいる時よりも一層必要とされる これらはすでに熟知されていることなので、ここに細々と述べることはしない 各官よろしく督励するように 




【韓国軍隊衛生心得:原文書き起こし】

出典:アジア歴史資料センター:レファレンスコード:C06031078800:1908(明治41)年7月2日 「韓国軍隊衛生心得」



駐韓軍隊衛生心得

目下韓国に於ける邦人寄留地及鉄道沿線の邦人雑居地等を瞥見(べっけん:ちらっと見ること)せば各官渡韓前の予想に反し盡(ことごと)く健康に生活し居れるものの如きも進(ん)で其(その)裡面を査察すれば邦人若干は常時伝染病に罹り刻下各地民団官庁等の公報に上るものは真に其一小部にして其多数は暗々裡に埋没し彼(かの)韓民に至りては其状況全く不明の内に在り

従来駐屯諸部隊は諸種の方法を講じて土地の清潔を企て衛生施設の改善を図る等熱心鋭意防疫に盡瘁(じんすい:力を尽くして働くこと)し来(きた)りたる結果逐次其災害を滅却するに至り今回帰還すべき部隊は為に優良なる衛生成績を以て其任務を全うするに至れり

今や諸隊は向夏に際し新たに渡韓し此(この)非衛生的の風土に服合せしめんとし且(かつ)其宿営すべき家屋土地は縦令(たとえ)邦人雑居地にして多少外面は清掃しあるも内部は尚其旧習を脱せず況(いわ)んや邦人少なき韓民部落に於ては実に寒心に堪えざるものあるに於てをや

加之(これにくわえて)従来の経験に徴(ちょう)する(拠だてる。求める)も腸窒扶斯(腸チフス)、赤痢等悪疫流行は六月以後に於て萌発増多するものなれば今後に於ける防疫上の警戒は尚お一層厳密なるを要するや必せり

今左に前年来実施したる衛生法中最も適切にして有効なりと認めたるものを摘録し以て其準拠する処(ところ)を知らしめんとす

各官克(よ)く此(この)趣旨を体し厳に形式を避け実施を督励し危害を未然に防過せん事を切望す

抑(そもそ)も其事項たる平凡にして趣味に乏しと雖(いえど)も確実に之(これ)を施行せば必ず防疫の目的を達すべきなり

否(いな)現に駐箚軍隊は此方法を以て達しつつあるなり

第一、宿営、宿舎

一、宿営地は一定の地域を区画し極力清潔法を施行し排水を利し凹地又は陰湿なる時は清浄なる土砂を以て敷延し塵芥は一定の塵溜所に集めて之(これ)を焼却し爾後日々清潔法を励行せしむべし

二、部落の清潔法を計るには憲兵及警察官に交渉し其配置なき時は日韓官民を勧誘して衛生医院等を設けしめ、我(わが)委員主として之を指導し克く教習せしむれば好(よ)く予想外の目的を達するものなり

三、宿舎は宿営に先(さきだ)ち清潔法要すれば消毒的清潔法を行い爾後日々舎内の通気清掃を励行すべし

四、韓人家屋は不潔陰暗なるもの多き以て其(その)内壁天井及床上等は新聞紙等を以て盡(ことごと)く糊張(のりばり)し臭虫類の進出を防ぐと共に身体及諸物品との接触を避けしめ清潔の保持を努めしむべし

五、韓人家屋に宿営するときは必ず彼等と交通接触を避け宿舎は可及的之と隔絶せしむべし

六、厠圊(かわや。便所)は韓人と混用を避け我自ら之を急造すべし 屎尿(しにょう)壺として樽桶又は甕(かめ)等を埋設するを要す

七、上圊(じょうせい・じょうしょう)後(便所に行った後)は毎人木灰又は砂土を撒布し踏板は清潔に保持すべし 有毒の虞(おそれ)あるときは石灰を用ゆべし 石灰を使用するときは必ず衛生部員をして施行せしめ形式的に流れしめざるを要す

八、温突兒(オンドル)は室内の湿潤を防ぐが為(た)め降雨の日或いは其翌日等焚火せしむるを要す 但し苦熱を避けんが為め早朝に焚き日没の頃既に大部冷却する如くするか又は勤務出場等の時期を利用するを可とす

第二、飲食物

九、韓国内の水質は概して不良なる所多し 故に之が選択は常に厳密なるを要す 殊に住民の使用するものにありては外部より直接に汚物を混入せしむるの所為(せい)少(すくな)からざるを以て其使用に当りては一層の注意を加え要すれば衛兵を配置し危害を防止すべし 又為(な)し得れば専用の井戸を定め適宜補修を加え清潔に保持するを要す

十、総(すべ)て用水は標札を立て飲、雑用を標示し河水を使用するものは必ず其中流を汲み且其上流に於ける土民の使用如何等に顧慮するを要す

十一、降雨時水質往々溷濁(こんだく)し濾過又は沈殿清澄法を行うの要あり 特に雨期に於ては一層其必要あり 予(あらかじ)め計画し置くを要す

十二、生水の飲用は厳に之を禁止し、単独外出及使用散歩時と雖(いえど)も苟(いやし)くも外出時に当りては各人必ず水筒に湯又は茶等を充(あ)て携行せしめ営内に在りてはもちろん行軍等に於ても必ず湯茶供給の設備をなすべし 其目的を達するには出発前武装検査の際必ず水筒の充実を検査し且又日常は食後必ず充実せしめ置きて不時呼集出発等の用に充て夕食後充したる分は翌朝含嗽(がんそう:うがい、くちすすぎ)の用に供せしむべし

十三、副食物は少しく心を用ゆれば比較的僻地と雖(いえど)も新鮮の魚菜を得難きにあらず 又倉庫品を彼是(あれこれ)巧(たくみ)に配合し適当に塩梅(あんばい)せば口味に適し且充分養価を得べし

十四、部隊外に販売する調理品の買弁(ばいべん:商慣習・度量衡・言語の相違などのために、外国商人の取引の代理又は仲介を営む中国商人。マイパン)は之を避け殊に韓人の飲食物は一切之を用いしむべからず

十五、食品の検査は毎食前炊事場に於て軍医又は分遣隊長之を行い調理後にありても厳に之を検査すべし

十六、食器は可成(なるべく)煮沸湯を以て毎回食前に之を洗浄すべし

十七、常に各内務班等に湯茶の供給を富有にし決して不足あらしむべからず

第三、爾(その)他衛生法防疫法

十八、蠅蚊至る処甚(はなはだ)多数にして悪疫蔓延の媒介者として危険甚大なり 故に防蠅綿紗布を以て食物貯蔵所と配食所は其窓戸を張り絶対に蠅の竄入(ざんにゅう)を遮断し又器械的に之を捕獲撲殺すべし

十九、マラリヤ病毒を媒介すべき蚊族(原文ママ)「アノフエーレス」は各地共発生盛(さかん)なり 甚だしきは「キュレックス」属より多きを見る所あり 故に蚊属発生の期に至らば一般に蚊帳を使用せしむるは勿論(もちろん)常に其の破損の有無に注意して蚊螫(ぶんせき:螫は刺すの意)を免れしめ衛兵又は野外勤務に当りて其休憩仮眠時には必ず防蚊覆面を使用せしめ手は衣嚢(いのう:ポケット)の内に入れ置かしむべし

二十、脚気(かっけ)は米麦の混食米七麦三の割合と終日の勤務演習等を以て殆(ほとん)ど絶対に防遏(ぼうあつ)し得て現に其患者なし 若(も)し安逸午睡(ごすい:ひるね)無聊(ぶりょう:たのみないこと。つれづれなこと。徒然。たいくつ)等に消日せしむること数日に渉(わた)れば必ず脚気患者を出すものと思うべし

二十一、万一脚気及麻刺里亜(マラリア)患者を発生せば他のものと隔離し殊に麻刺里亜患者は蚊帳を使用し蚊螫に依り病毒の散漫を防ぐべし

二十二、靴は不潔の土地を踏み、如何に掃除を為(な)すも病毒の付着等懸念に堪えざるものなり 然(しか)るに従来往々室内の床頭(しょうとう:イスの背もたれ)に懸垂し甚しきは食器若(もしく)は手拭(てぬぐい)等吾人(われひと:自分と他人)の口辺に接するものと接触しある等従来の習慣敢(あえ)て怪(あやし)まざる風あり思わざるの甚しきものとす 必ず室外に相当格納の考案を立て置場を定むるを要す

二十三、韓人間腸窒扶斯(腸チフス)赤痢等不絶散発するを以て之等(これら)悪疫の発見には軍医は好意的に韓人を診療し傍ら戸口調査的に時々臨検するを利ありとす

二十四、韓人は場所を撰(えら)ばず脱糞放尿し夏秋の候に当りては往々道路上粘液血便の存在を認むることあり 斯(かか)る場合又は宿営地付近に病死者ありたる際には一層前項の調査を密にするを要す

二十五、炎暑中と雖(いえど)も勤務外の者には屋外に於ける適当の課業を授け且つ日夕は活発なる遊戯運動を奨励し体力の増進を期すると共に個人衛生法の普及発達を企図すべし 衛生的講話は軍医に一任することなく各幹部に於ては常に軍医の意見を徴し指導訓戒の実を挙(あぐ)ることを努めらるべし

二十六、救急法及衛生法大意の教育は下士以下の小部隊独立勤務に服し殊に斥候、郵便、護衛等単独に行動するか如き韓国目下の状態上特に緊要なり 其教育の方法は決して口授暗誦せしめず尤(もっと)も実際的に教習せしむるを要す

二十七、橋梁渡船等の便に乏しき韓国目下の状態に在りては不日来(きた)るべき雨期に於て溺水の変事に遭遇するもの少からず 其救急法及人口呼吸法の教習は特に実地的に練習せしめ置くを要す 加之(これにくわえて)守備の任務遂行上夏季昼間炎熱熾(し)くが如きに当り暍病(えつびょう:日射病)に罹り人口呼吸法の要あることあり

二十八、韓国夏季に於ける昼間は炎熱熾(し)くが如く夜間殊に暁天は冷気を催すを常とす 故に夜間腹巻を用いしむること及び野外夜間の勤務者には仮眠用として外套(がいとう)毛布の内を携帯せしむべし 殊に降雨後俄然冷気を催す時の如きは一層注意を要す

二十九、自殺者は之は内地(日本国内のこと)に比すれば従来其(その)数多し 異域に在りては精神慰安の途を講ずること殊に必要を認む 其の手段としては常に上下意志の疎通を謀り苟(いやし)くも憂鬱等の徴(しるし)あらば医療を加うるの外(ほか)之を他に移し或(あるい)は其(その)任務を転ぜしむる等適当の方法を講究すれば之を予防し得るものなり

三十、各隊に於て寸土の余地を空(むなし)うせず蔬菜(そさい:あおもの。野菜)栽培法及園芸法を奨励するは身体の保健、精神の慰安、蔬菜の供給等衛生上の利益甚だ多きを認む

三十一、花柳病(かりゅうびょう:性病)は軍紀風紀の粛整に依り之を絶滅し得べしと雖(いえども)一方憲兵と警察官との任務に頼り売春婦の取締を厳重ならしめ予防せしむるを要す 地方婦女殊に韓国婦女の病毒を有するもの甚だ多きは寒心に堪えざる所とす 一層の注意を要するものとす

三十二、其他(そのた)被服寝具を日光に曝(さら)して乾燥を計り身体を清洗し頭髪爪甲を短截(たんせつ)する等一般の衛生法は内地に於けるよりは一層其の必要を認む 之等(これら)は業に既に熟知し居ることなるべきを以て玆(ここ)に縷述(るじゅつ:こまごまとのべること)せず 各官宜(よろ)しく督励せらるべきなり 


※カナ書きをひらがな書きに、旧漢字を新漢字に訂正しました。






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